
2024年10月12日に開催された『キングオブコント2024』で、日本のコント界に新たな王者が誕生しました。今年の大会ではラブレターズが優勝を果たし、そのパフォーマンスが高く評価されました。ファーストステージでは、引きこもりの息子が「どんぐりユーチューバー」として活動することを知って喜ぶ親を描いたコントで2位(同点でロングコートダディと並ぶ)を獲得。ファイナルステージでは、海でナンパした女性の意外な一面を描いたネタで勝利を決定づけました。2位にはロングコートダディ、3位にはファイヤーサンダーがランクインしました。
飯塚悟志の存在感が浮き彫りに
本大会で特に注目を集めたのは、審査員の一人である東京03の飯塚悟志でした。これまで審査委員長を務めてきた松本人志が活動を休止中で不在となったため、飯塚がそのポジションを引き継ぐ形になりました。彼の審査は他の審査員とは一線を画しており、特に点数の付け方に独自の視点が感じられました。
飯塚は1位から3位までの点数を明確に差をつけ、ファイヤーサンダーには98点、最下位の隣人には91点と7点の開きを持たせた点数をつけました。他の審査員が95点や94点に集中したのに対し、飯塚は94点を一切出さず、95点も2組のみに絞ったのが特徴的です。この採点方法は、今回の大接戦において結果に大きな影響を与えました。
審査員の「好み」が審査に与える影響
今回の大会では「審査員の好み」が議論の的となりました。特に、ニッポンの社長のネタに対する評価がその一例です。このネタは小道具が次々と壊れる過激な演出を含んでおり、小峠英二はその面白さを高評価しましたが、飯塚は「セットが壊れるように作られているのは好まない」とコメントしました。この意見の違いがネット上で話題になり、「審査員の好み」がトレンド入りしました。
過去の大会でも、飯塚は独自の審査基準を持ち、評価を下していましたが、そのスタイルが今回の点数の付け方にも反映されていました。審査の際には、全ての審査員が自分の基準や好みに基づいて評価を下すことは避けられず、賞レースの面白さと残酷さの一面でもあります。
個別の視点が賞レースの醍醐味に
審査員それぞれが異なる視点や基準を持つことで、結果が多様化するのが『キングオブコント』の魅力でもあり、各コンテストの独特な緊張感を生み出しています。お笑いは好みの世界であり、誰がどのように評価するかによって結果が変わるのが審査の難しさです。飯塚の採点基準やコメントが示した通り、審査員の個々の好みが、最終的な結果に大きな影響を与える要素となっています。
キングオブコント2024の口コミ

飯塚は凄い男だ
ラブレターズに対して面白かったってコメントより、良かったね感動したみたいなコメントの方が多いのがなんとも。
どの組も間違いなく面白いんだけど爆発的に面白かったネタが無かったし、2本目はどの組も1本目を超えていなかっのが残念。
バイきんぐや空気階段の時の様な大会を期待していた自分には少しだけ期待外れでした。
あと飯塚以外の審査員は何してたんだ?
批判を恐れずに自分の好みで差をつけた飯塚は凄い男だ。

ラブレターズ嬉しい!
ラブレターズ嬉しい!おめでとう!
でもファイナルステージ残るためには仕方ないけど、みんな1本目の方が面白かったな
や団の2本目も見たかった…
順位は納得ですが、審査員の点数に幅がなくてひとりが大きく差をつけるとそれがすごく影響するのは気になる
そういったことを指摘される覚悟の上でちゃんと点差に幅をもたせた審査員を評価したいです

審査員が好みで点数つけるのは当然‼️
コントも好みがあるから、審査員が好みで点数つけるのは当然なんじゃないかな。
だから他のコメントにもあるけど、飯塚さんはしっかり差もつけてるし、東京03のコンセプトから見ても納得できる採点だったと思う。そういう意味では、シソンヌじろうさんも好みが似てたかな。ナンセンスな笑いの秋山さんとは違いがわかったし、納得できた。ただ点数はつけにくかっただろうとは思いました。全部見てからの順位点なら差が出るとは思うけど。
そして決勝のネタが物足りない感じは、残っただけで満足しちゃったのかな。M-1みたいに投票制でも良かった。