シカゴ・カブスの今永昇太投手がメッツ戦で素晴らしいピッチングを見せ、7回無失点の好投を果たしました。
移籍後、5勝目を挙げると同時に、防御率も0.98という驚異的な成績を収めています。
今永投手はコントロールの良さでも注目されており、今シーズンわずか4つのフォアボールしか与えていません。
彼の好調と冷静な姿勢にファンや報道陣も魅了されています。
今後の試合でも彼の活躍に期待が高まります。
今永昇太がメッツ戦で7回無失点の好投!移籍後、5勝目を達成
大リーグ、シカゴ・カブスの今永昇太投手が、移籍後最長の7回を無失点という素晴らしいピッチングで、メッツ戦に勝利しました。
開幕から負けなしの4勝目を挙げ、防御率も0.98という驚異的なパフォーマンスを続けています。
この日、相手の本拠地ニューヨークで行われた試合で、今永投手は中4日での先発登板となりました。
早速1回目は力強い速球を駆使し、打者3人を空振り三振で退場させるという素晴らしいスタートを切りました。
2回にはフォアボールとヒットで1アウト一塁二塁のピンチを迎えましたが、変化球のコントロールを見せてバッターをショートゴロのダブルプレーで抑え、無失点でピンチを切り抜けました。
4回には、低めのスプリットで2者連続三振を奪い、さらに6回でも決め球となる速球で2つの三振を追加し、抜群のコントロール力でメッツ打線を封じ込めました。
そして、1点リードで迎えた7回も見事に相手打線を抑え、リードを守り抜いてマウンドを降りました。
この試合でのピッチング成績は、87球、3本のヒット、1つのフォアボール、7つの三振を奪ったというもので、移籍後最長の7回を無失点で終えました。
試合は1対0でカブスが勝利し、今永投手は5勝目を手にし、防御率も0.78となりました。
今永投手の好調さがメジャーリーグでも発揮されており、ファンたちは彼の活躍に期待を寄せています。
今後の試合でも彼のピッチングに注目が集まります。
大リーグ今季最少フォアボール4つ
カブスの今永投手が光るコントロールを発揮し、今シーズンわずか4つのフォアボールを与えたことで大リーグで最も少ない数となりました。
16連戦中のカブスは先発投手陣にけがが相次ぎ、この試合の今永投手は中4日での登板となりました。
ストレートの球速はこれまでで最も遅い146.7キロにとどまりましたが、7回無失点と役割を果たしました。
今永投手は試合後、「球威がある方ではなかったので、そのぶん制球に気をつけながら投げました。
ブルペンでも調子が良くなくて、試合に入ってもそこまでよくなかったが、なんとかしのいでいました」と冷静に振り返りました。
今シーズン、今永投手は34回と3分の2イニングを投げてわずか4つのフォアボールを与えたことになります。
これは規定投球回を投げた投手では大リーグで最も少ない数です。
デビューから快投が続いている今永投手は、「数字は僕が想像していたよりもよい数字が並んでいるが、実際に試合を振り返ると、紙一重の勝負どころをたまたま拾ってきたところがある。
データが上振れしているだけで、これを1年間続けるのは難しい場所だと思っている。
だからこそ、よりレベルの高い相手に乗り越える努力をしたいと思う」と話しています。
また、ニューヨークでの初登板について聞かれると、「スパイダーマンで見ていた景色がホテルから広がっていた」と笑いながら話しました。
今永投手の冷静な姿勢とユーモアのセンスが、ファンや報道陣を魅了しています。
Chicago Cubs baseball is on the air!
— Marquee Sports Network (@WatchMarquee) May 1, 2024